こんにちは、トマスです。
初投稿となる今回は、『人生は28歳までに決まる!』(以下、本書)を紹介します。
本書を読んだ理由
本書を読んだ理由は、タイトルを見た瞬間に「自分の人生が、あと1年で決まってしまうのではないか!?」という焦燥感に駆られたからです。「今後の目標」や「こう在りたいという生き方」の参考になる情報が見つかればと思い、読んでみました。
こんな人におすすめ
本書のまえがきにも書かれていますが、以下の人におすすめです。
- 他の20代より出遅れている気がする。
- 何もできないまま30代になりそうで、焦っている
- 転職するか迷っている
- 「やりたいこと」を探している
こんな人にはおすすめしません
- すでに結婚している人
- 偏差値70以上の高校に通っていた人
- 「人生を変えたい」と思っていない人
本書では、24のアクションプランが提案されています。その中には、「一人で行動する」、「一人の時間を確保する」ことが前提のアクションプランもあります。そのため、特に、1番目に該当する方は、後悔するかもしれません。
一方、これからの生き方を変える・考えるヒントも多く含まれているため、興味のある方は、一読をおすすめします。
個人的に「これは!」や「確かに!」と思った内容を紹介します。
ご参考になれば、幸いです。
「やりたいこと」より「新しいこと」
やりたいことを見つけ出すために、過去の自分から、未来の自分を探した経験はありませんか?
特に、大卒の方は、就活時に、書籍やWEBなどの様々な形式で、「自己分析」や「性格分析」、「SWOT分析」を経験されたと思います。(もれなく自分も。。。)
そして、当時、自分が大学院で専攻していた分野(工学系)が活かせそうな会社に絞って、就活、就職。ちなみに、現在2年目で、実感として、専攻分野は10%程度しか活かせていません。
当時の自分は、前述の分析をすることが正しいし、そうすべきだと考えていました。しかし、心から「やりたいこと」を見つけられたかと聞かれると、答えはNoです。
なぜなら、本当にやりたいことがあれば、当時、自己分析なんかせず、既に挑戦し、それを実現するために、何かしら行動をしていたと思うからです。
以下、本書から引用です。
でも、もし過去に「やりたいこと」に出会っているのなら、なぜ現時点で取り組んでいないのだろうか。それが本当に「やりたいこと」ならば、とっくに「やっている」はずではないだろうか。大してやりたくもない「やりたいこと」を見つけ出すのに、意味があるとは思えない。
(中略)
では、どうやって「やりたいこと」を探すべきか?そのフィールドは、自分の枠の外になる。これまでの自分の中に「やりたいこと」が見つかっていないのなら、過去を見つめても意味はない。やったことのある物事の中に、「やりたいこと」があるわけはないのだから。そう考えれば、すべきことは明らかだ。これまでにやったことがないこと、つまり「新しいこと」をして、視野を広げるしかない。
長倉顕太. 人生は28歳までに決まる! 30代を楽しむためにやるべき24のこと (p.15).
やったことのある物事の中に、「やりたいこと」があるわけない。「新しいこと」をして、視野を広げるしかない。
自己分析を経て、就職をした自分には、この発想、感覚がなく、とても新鮮でした。
ちなみに、上記の言葉に影響を受け、やったことがないことに挑戦してみようと思い、このブログを開設しました。
これから、ブログ投稿を通じて、新しい視野を広げていけたらなと思います。
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